ちょっと待って!妊娠中の便秘薬、妊婦が服用しても大丈夫?

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妊娠中は様々なマイナートラブルが起こりますが、多くの妊婦さんが経験している「便秘」。
妊娠前は便秘知らずだった人が、妊娠をきっかけに便秘に悩まされることも少なくありません。
すぐにでも解消したい便秘ですが、妊娠中の服薬は赤ちゃんへの影響も気になるところ。
そこで、この記事では妊娠中と便秘薬についてご紹介したいと思います。
服用しても影響の少ない成分を知り、正しく使用し早めに便秘解消できるようにしましょう。

使用時期で変わる、妊娠中の服薬

妊娠中の服薬で一番気になるところは、赤ちゃんへの影響と、副作用ではないでしょうか。
服薬してもいい薬か、ダメな薬なのかは、お母さんが飲んだ薬の成分が血液中を流れ胎盤を通過して赤ちゃんの血液の中に入るかどうか、成分の血中濃度が高いかどうかで判断されます。
そして、赤ちゃんは臓器や体の部分によって形成される時期が違うので、妊娠中のどの時期に服用したのかで赤ちゃんに対する影響が変わってきます。

1.妊娠4週より前

この時期に薬が影響したとするとすれば、流産という結果になります。
流産せずに赤ちゃんが成長しているのであれば、薬の影響はなかったと考えて良いでしょう。

2.妊娠4週~7週

この時期は、赤ちゃんの体の重要な器官が形成される時期であり、絶対過敏期と言って薬の影響を強く受けやすいので、薬の服用を一番避けたほうがいい時期になります。
しかし、多くの人がまだ妊娠に気が付いていない時期でもあります。
この時期に妊娠中と知らずに薬を服用してしまったというリスクを減らすためには、自分は妊娠をするかもしれないという意識をいつも持っていることが大切です。
自分の生理周期や排卵の時期などを毎月きちんと把握し、妊娠をしている可能性がある場合には妊娠していても問題がない生活を送ることで妊娠をしていた場合は安心につながり、妊娠していなかったとしても健康的な生活になるので次の生理期間を快適に過ごせるようになります。

3.妊娠8週~15週

主要となる臓器などの形成が終わり、絶対過敏期に比べ受ける影響は低くなりますが、まだ口蓋や性器などの形成が行われている時期になるので、奇形を起こす心配がなくなるわけではありません。

3.妊娠16週~出産まで

多くの臓器の形成が終わっているため、奇形を起こすという心配はありませんが薬の多くは胎盤を通過して赤ちゃんに移行するため、薬によっては発育の抑制や赤ちゃんの機能障害、子宮内胎児死亡、出産直後の適応障害などを起こす薬もあります。

便秘薬による赤ちゃんへの影響は?

それでは、便秘薬による副作用にはどのようなことがあるのでしょうか。

流産や早産を引き起こす危険性

便秘薬の多くは腸刺激薬です。大腸を直接刺激してその刺激で排便運動が起こります。
そのとき大腸だけでなく子宮にも刺激を与えるため、子宮収縮運動も起こってしまうのです。
子宮が収縮すると、子宮内から赤ちゃんを押し出そうとしてしまうため、流産や早産の原因になってしまうのです。
また、子宮が収縮することによって、子宮内の血流も悪くなるため赤ちゃんに必要な酸素や栄養が届きにくくなってしまいます。

妊娠中服用しても大丈夫な便秘薬

生活習慣や、食生活、運動などで便秘を解消できればいいのですが、それでも改善されず症状がひどい場合は薬を服用する必要があります。
効果が穏やかで赤ちゃんへの影響が少ない成分の便秘薬は、妊娠中の便秘薬として産婦人科でも処方されます。
基本的には妊娠中に服用できる薬はどの時期でも服用が可能ですが、服用の前には必ず医師に確認をすることが重要です。

妊娠中に服用できる便秘薬は以下の通りです。

1.「マグミット」「ラキソベロン」

有効成分としての酸化マグネシウムは、大腸を刺激するのではなく大腸に水を集めることで便に水分を含ませ便を柔らかくして排便させる働きがあります。
胃酸を調整してくれる働きもあるため、胃のトラブルがあるときにも処方されることがあります。

2.「ラキソベロン」

ピスコルファートを主成分とし、大腸を刺激してぜん動運動を活発にして排便させる薬です。
効果が穏やかなため、通常量の服用であれば影響が少ないとして処方されることが多い便秘薬です。
しかし、服用を続けると大腸が刺激に慣れてしまってさらに強い刺激でないと排便できなくなるので常用は避けたほうが良いでしょう。

3.「新レシカルボン坐剤」

肛門から薬を入れると、直腸の中で徐々に二酸化炭素を発生させ腸を刺激し、ぜん動運動を促します。
副作用や依存性が少ないため、妊婦さんや子供に処方されることが多い薬です。
15分~30分で効果が現れるため症状改善に即効性があります。

避けたほうがいい成分

子宮収縮を起こす成分として、「センナ」「アロエ」「ダイオウ」「アンゼリカ」「キャンドルブッシュ」などがあります。
植物成分で便秘解消に効果があると人気の成分ですが、妊娠中は避けたほうが良いでしょう。
特に、センナやキャンドルブッシュは便秘解消のハーブティとして多く使われているので注意が必要です。

薬に頼らず根本的に解消しましょう!

妊娠中の便秘は様々な原因がありますが、食生活や生活習慣を見直し腸内環境を整えて、薬に頼らず自然に排便できるようになることが理想です。
赤ちゃんは、産道を通るときに産道にいる細菌を取り込みながら産まれてきます。
産道の環境はお母さんの腸内環境に良く似ているため、自然分娩で産まれてきた赤ちゃんはお母さんの腸内環境を受け継ぐことになります。
出産までに、腸内環境を整えることが赤ちゃんの未来の腸内環境を整えることにもつながるのです。

しかし、どうしても改善されず辛いときには、自分で判断せずに必ず医師に相談をし正しい薬を正しい用法で服用することが大切です。

便秘を解消して、スッキリ気持ちのいいマタニティライフを楽しんでください。

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